ブログ

[ 竹でビニールハウスを作ってみよう! ] 2012/02/20

2月18日に中川村にある、天の中川河川公園自然観察エリア内 「変竹林(へんちくりん)」にて『竹でビニールハウスを作ってみよう!』を開催しました。

この日は佐久市、池田町、下諏訪、小川村など遠方からの参加者してくれた方と、中川村や飯島町、駒ヶ根市など近隣の方を合わせた約20名で行われました。

まずは切り出してきた竹を火で焙って油抜きをする作業からスタートです。

こうすることで竹が長持ちします。


次に火で焙った竹を幅約5cmの竹ヒゴにしていきます。

このとき節の部分はきれいに取り除きます。


こんな感じに基本の骨組みを針金を使って組んでいきます。

今回はトラックの荷台で移動させる必要があったので、大きさもそれに合わせて移動できるように作成しました。

より頑丈に作る場合は、畑に杭を打ち込み、そこに竹ヒゴを固定して、同様な形にする方法の方がよりベターだと思います。


この日はアーチになる竹が6本、それをつなぎ合わせる部分5箇所を基本の骨格としました。


基本の骨格に竹ヒゴを編みこんでいきます。

沢山竹ヒゴを編みこんでいくと強度が増します。竹ビニールハウスにしたいので、ある程度光が差し込めるよう、編みこむ竹ヒゴの量を考えながら作業を行います。


この日のお昼は豚汁とおにぎりとお漬物です。

天気は良かったのですがとても寒かったので、みんな豚汁を沢山お替りして体を温めましたぁ〜♪


竹ヒゴを編みこんだところで、ビニールを掛けてみました。

実際に竹ビニールハウスを作るのは、今回のワークショップが初めてでした。今回の体験で色々なポイントが明確になりました。

今回は「地面に杭で固定しなかったため補強無しでは自立できない・・・」という大きな問題点がありました。

この点は新たな課題ですが、問題点は明確だし、なんと言っても竹は誰でも加工しやすいという性質があるので、参加された方の脳裏には様々な解決策が浮かんでいると思います。


とりあえずの形ができたところで記念撮影です。


竹チップに興味がある参加者が多かったので、チッパーも体験してもらいました。


今回のワークショップには男性女性、子供から年配の方と、色々な方が参加してくれました。そして竹炭を焼いている方、竹を使った庭を手がける庭師、竹を材料に使う大工、竹が大好きな鳶の親方など、竹に興味のある方が集まって、それぞれの情報交換の場としても大変賑わっていました。

夢里人のネットワークが少しずつでも確実に広がって行く・・・、そんなイベントだったと思います。




 コメントの投稿
 名前
コメント
 確認

上記の数字を入力